2008年1月18日金曜日

Business Strategy For Lawyers 2週目

先週は出ていないので今週が一回目。いわゆる戦略系のお話。
Class Participationの評価のウエイトが30%もあることもあるのか、とにかく学生が良くしゃべる。特にラテン系のLLMがすごい。
後Group Projectが50%という自殺行為に近い科目選択だが、興味がある分野なのでやむなし賛。

Basics of Contract Drafting 2週目

契約書の主要パーツ(Represetantion & Warranties/Covenants and Rights/Conditions to an Obligation/Discretionary Authority and Declarations等々)。

冒頭、Quizあり、教授が問題を読み上げ、それについての回答をメールに書き込みそのまま教授に送信する形式。
しかしJD生のタイピングのスピードには驚かされる。

3名一組でContract Draftingの課題が与えられる。お題が、ゴルフ練習場の建設契約。サマースクールの時は、ウサギの飼育契約だったらしいのでそれよりはまだいいか。たぶんお題を選ぶときに、過去誰も経験したことがないものをということでちょっと突飛なお題になるんでしょう。

Commercial Law: Secured Transactions 2週目-1

日本法で言うところの振出人(?)の責任、裏書人の責任等。

今日から本格的に学生を当てだしたが、冬学期に受けたCorporate Restructuringと違い、相方がいないせいか結構グリグリ当てていた。Corporate Restructuringでは日本人にはあまり質問を振ってくれずそれはそれで寂しい気もしていたが、今回はどうか。

手形・小切手法は日本法でもよく解っていないので手強い。基本的に学生時代には全く興味がなかった分野(会社とか手形小切手とか)を学びにアメリカくんだりまで来ているんだなぁとちょっと遠い目。

未だ国際公法とかはなんとなく好きなのでHuman Rightsの人が正直ちょっとうらやましかったりするが、さすがに会社のお金で来させてもらっている身分としては、履修できない(し、履修しても大変だろう)。

2008年1月17日木曜日

Corporate Finance 2週目

Accountingの続き、秋学期にM&Aでやったのと相当かぶっているせいかよく分かったと思う。
ただ、こっちの授業は最初の方は亀のように遅く、最後は光速で駆け抜けていくというパターンなので油断は禁物。

成績発表

週末らしいとの情報だったが、今日いきなり成績が見られるよというメールが来た。

期待していたよりも良くはないが、心配していたほど悪くもなく、まぁこんなもんかなという感じ。

ただ、時間をかけていた/気合いが入っていた科目の評価が悪く、結構手抜きだったかと思う科目の評価が思ったよりも良かったりしたのは意外。

春学期は12単位に抑えたつもりだったのが、よく数えてみたら14単位登録していることに昨日気づいたりしてちょっと鬱。

2008年1月16日水曜日

BARBRI開始日

イリノイ州でのBARBRI(予備校)の開始日(NY州でBARを受ける人向け)は、5/20。
ということは、もう一つの予備校のPMBRはその前の週に受けないといけない。
ということは、卒業式終わった後PMBRに行くことになる。。。

場所は、John Marshall(というLoopにあるLaw School、MPREの対策講座を受けた場所とは違うらしい)とシカゴ大学。
学校でやってくれないかなぁという甘い期待はもろくも叶わず。
Red Lineの地下鉄で一本(Jacksonが最寄り)なので、自宅からは便利だけど、学校から地下鉄の駅がちと遠い。

成績発表

成績の発表は今週末らしい。

2008年1月15日火曜日

Securitization Law 2週目

後期(春学期)は、1)なるべくその日のうちにざっくりとでも復習する+2)ノートは英語でなるべくとるが、無理をせず日本語も使うという方針でやってみる。

ということで、Securitizationの2週目。

この科目は、Mayer Brownという結構大きな法律事務所のSecuritizationを専門とする弁護士さん数名が交代でSecuritizationについて教えてくれるらしい。主に担当するのは、Mayer BrownのSecuritization PracticeのCo-Headの弁護士さんだが、いきなり数週間出張でいないとかで、今日はこの人だった。

そもそも留学したいなと思ったきっかけが、NY駐在時代に売掛金の証券化を担当して、社内で財務の人と勉強会をやったりしたことから、もっとこの辺をきちんと学びたいと思ったことだったので、結構気合いが入っているつもりなのだが、このクラスは2回目にして未だシラバスもアップされておらず、事前のReading Assignmentも出されていないという楽なんだかよく分からない状態。

当日配られた資料は、今日のお題のUCC Article 9(動産担保に関する法律)について簡潔にまとめられたOVERVIEWで、今期にとっているSecured Transactionはもう受けなくてもいいのではないかとちょっと思ってしまうほどだが、事前に読んでおきたかったというのが正直なところ。

要チェックな点:
・債務者は債権の譲受人から通知を受けた後は、通知を受ける前の事由をもって譲受人に対抗できなくなる(日本では、異議なき承諾をしない限り対抗できたはず)。
・LCへのSecurity InterestのPerfectionにはControl(発行銀行の承諾)が必要(これはLCにおいて為替手形がもう使われてないから、ということか?手形が出てれば、手形を占有するのが手っ取り早いと思う)。
・Ordinary Courseで商品を購入した買主に対しては、売主が設定したSecurity Interestは及ばないが、そもそも売主がOrdinary Courseではない形で商品を購入し、その商品にSecurity Interestがついていた場合、そのSecurity Interestは買主に対しても及ぶ。
・うちの学校の建物の名前でもある、Levy MeyerはMayer Brownの創始者の名前。

それにしても今晩成績が発表されるという噂なので夜更かししているのに、まだ発表されない。そもそもどこに発表されるのかよく解っていない。

2008年1月12日土曜日

準拠法条項

準拠法に関する条項といえば、“This Agreement shall be governed by the laws of .....”だというのが常識だと思っていたが、“The laws of ... govern all matters with respect to this Agreement.”が正解らしい。

あと、“shall have the right to”は“may”でよいらしい。これは前から“may”の方がすっきりすると思っていたのでよし。“shall have the right to”は「○○できるものとする」みたいなもんですな。

Spring Semester第1週

Spring Semesterが1/7から開始。
とりあえず登録しておいた科目は以下の通り:
①Corporate Finance
水、18:00 - 21:00
3単位
企業財務について学ぶもの。秋学期のM&Aでいまいちよくわかなかったところをもう一度学べそうでよさげ。教授が早くも学生の顔と名前を一致させているという一芸を披露していたのがちょっと不安材料。
②Commercial Law: Secured Transaction
木金、08:25 - 10:15
4単位
UCC第3編(手形・小切手-特にPromissory Note)と第9編(担保取引)について学ぶもの。秋学期の倒産法の教授が教えるもので、パワポがきちんと作成されているのでついて行けると思う。
③Securitization Law
月、16:00 - 17:50
2単位
いわゆる証券化について学ぶもの。ゼミ形式。未だシラバス、Reading Assignmentがアップされておらず(事務方のミスらしい)、ロジに不安があるが、テーマ自体は興味があるものなので履修。
④Practical Issues in Business Law
月、18:00 - 21:00
3単位
企業が直面する課題についてのケーススタディ。
過去には、新商品の立ち上げ、セクハラ、環境問題等が取り上げられたとのことで、面白そうだと思ったが、毎回ゲストスピーカーを読んで話を聞き、そこから議論を展開するという形式であることが判明。
つかみどころがなさそう、かつ議論に参加は難しそうということで断念する方向で。
⑤Basics of Contract Drafting
木、14:00 - 15:50
2単位
契約書のドラフトに関する基礎講座。セミナー形式。これまで実務でやってきたことを「学ぶ」いい機会だと思うので、履修確定。

④を断念する方向のため、合計9単位になってしまい、ちょっと物足りない気もするので、別のクラスをとろうと思うがなかなかよさげなものがない。

2008年1月7日月曜日

2008/01/06 (Sunday)

明日からSpring Semester開始だが、月曜日に履修予定のSecuritizaion LawとPractical Issues In Business Lawについては何を教科書にするのかとか昨日まで全く解らず、Securitization Lawに至っては担当教授も決まっていないという状態だったので、いきなり大量の課題を与えられるのも困るけど、何もないというのも困るなぁと思い、昨日までは結構まめにネットをチェックしていたが、何も出なかったので今日はほとんどチェックしなかった。

で、今嫁が長女を寝かしつけ、次女がソファで眠ったので、念のためと思いBlackboard(授業関係のお知らせが出るネット上の掲示板)を見た。



やられた。



Practical Issues In Business Lawの方でシラバス(といっても、毎回 Guest Speakerを招いて何か話してもらうというのがメインなので、題目とGuest Speakerの名前だけだが)と第1回の課題がしれっとアップされている。
明日のお題は、"Introduction: Law firm growth and the Relationship Between Inside and Outside Counsel"ということで、なにを言いたいかが全く解らないということはないだろうし、ケースブックを読めというのではないが、100ページくらい読まないといけないのでちょっと大変。

ちなみに、Securitization Lawの方は未だ担当教授の発表なし。

2008年1月1日火曜日

2007/12/31 (Monday)

借りていた車にガソリンを入れて、Hertzに返却後、Kaplanへ。
PMBRの最終日(Evidence)。
夜クラス→ビデオだったので、知り合いには一人しか会わなかったが、今日は数名知っている顔が。

僕と同じく企業派遣できている人からは、「先輩は秋口から試験勉強を始めていたらしいです。。」とか聞いてちょっとびびったり、「うちの会社の先輩は、卒業するまでは一切試験勉強しなかったとかいってましたけど。。。」と一応返しておく。

本来はLLM修了の5月に受けるPMBRを秋学期が終わった後の年末に受ける意味あったと思う。JD達は1Lのころ習ったことを思い出しながら5月に講義→試験勉強に突入していくのに対して、僕は「あぁ、なんか年末言うとったな。」くらいのことは思い出せるはず。

授業の後、タイ人の同級生が、「おいしいVietnam Noodleに行かないか?」と誘ってくれたので、近くのお店だと思ってひょこひょこついていったら、電車で30分くらい揺られることに。
フォーは、NYで食べたものと同じくらいおいしかった。ちょっと生春巻きは生臭かったけど。

ということで、すさまじくせわしない一年でしたが、久しぶりに単身生活を味わい、いい感じで堕落しかけたところに家族登場というラッキーも重なり、なんとか過ごせた(試験の結果が分からないのでまだ早いかもしれないが)。

来年は受験生。

自己紹介