2007年12月31日月曜日

2007/12/30 (Sunday)

9:00からPMBR5日目(Property)。
これを7ヶ月後理解している自分が想像できないまま時は流れる。
今回配られた教科書(Workbook)のOUTLINEを読んでも解らないので、Commercial Outlineを読む必要があるのかも。

午後から、レンタカーを借りてBABIESRUSMITSUWAへ。そしてMITSUWAと言えば山頭火



↑借りた車。あんまり見たことがない車なのでパチリ。



↑MITSUWA遠景。結構人がいた。

Kamehachi

大学・家に近いレストラン。
同級生の評判が芳しくなかったので、敬遠していたが、「ひょっとして。。。」と思い入ってみる。

焼きそばにキュウリが入っているので、キュウリが苦手な人は注意。
ご飯も臭うので、ご飯がついているメニューは避けるのが無難。
ベビーカーで行くと大変なので小さい子供がいる人は避けるべし。

http://www.kamehachi.com/
240 East Ontario ST.
Chicago, IL 60611

(312) 587-0600

2007年12月30日日曜日

FOGO DE CHAO

いわゆるシュラスコのお店。他の日本人LLMの人からの評判も良かったので、長女と同じ年のお子さんがいらっしゃる家族といっしょに行ってきた。

総額$305+チップ。
しばらく肉はいいです。

http://www.fogodechao.com/
661 N. LaSalle Street, Chicago, Illinois 60610
Phone: 312-932-9330 / Fax: 312-932-9388

2007/12/29 (Saturday)

9:00からPMBR4日目(Contract)。ビデオ講義だったが、講師がコロラド州だかのJudge(判事)だったのでちょっとびっくり。そんなバイトしてええんか。

明日のPropertyの問題を解こうとするが、全く意味が分からないので、問題を解くのは意味がないとあきらめ、教科書のまとめ部分をチラ見する。

2007年12月29日土曜日

2007/12/28 (Friday)

PMBR6間コース3日目(Constitutional Law)。
今日は気温はそんなに低くない(1℃前後)ものの、吹雪いていたのと、ちょっと風邪気味だったので、練習問題は家で解いて、18時からの解説だけを聞くことに。

吹雪の様子:



練習問題の正答率が19/50だったいうのはおいといて、講義自体は米人がドラフトした憲法を一応学んだ身にはなんとなくわかったような気が。

メモ:
・国(United States)は、Federal Courtsでは訴えられない(Sovereign Immunity、但しwaive可)。
・Congressは、lower federal courtsに対してplenary powerを持つ。→三権分立が当たらないということ?
・大統領による恩赦は、連邦法での犯罪についてのみ可能。
・State Lawより、Executive Orderの方が上位の法律。
・Adminisitrative Orderは、State Lawとの関係では、Federal Law扱い(上位)。
・11th Amendmentに定められたStateのimmunityが及ぶのは、StateかArms of Stateのみで、市や郡等には及ばないし、State Officialsにも及ばない。
・公教育は、憲法上の権利ではない。

明日からは、9:00からのビデオ講義を受けることにする。
ということで、明日のContactsの分の練習問題を解く。→31/50。冬学期にBusiness Law and Contractsをとっていたこともあり、まぁまぁか。
何を聞いているのかさっぱり解らん問題もある(そもそも大学の講義ではカバーしていない論点もある)ので、その辺を重点的に聞こう。←予備校の講義ってこういう風に受けるべきだとは思うが、おそらく本番に何の予備知識もないまま突入していくことになる。他のLLM生もそうなのでだからどうということではないが。

2007年12月28日金曜日

2007/12/27 (Thursday)

PMBR 6日間コース二日目(Criminal Law/Procedure)。講師は昨日に引き続き、Maryam Ahranjani。
練習問題で12/50というスコアを叩き出す。全く土地勘のないところなので仕方ないといえば仕方ないが、途は遠い。

とりあえず、罪名・要件を覚えるところから始めないとどうしようもないということが解っただけでも収穫か。

明日は、Constitutional Lawということで、これまた土地勘ゼロの分野。楽しみではある。

2007年12月27日木曜日

2007/12/26 (Wednesday)

PMBRの6日間コースの初日。科目はTorts。
7月に受験する学生は5月に、2月に受験する学生は12月(か1月?)に受講するのだが、7月受験生でも受講料をすべて支払っていれば、2月受験生向けの講座が無料で受けられる(dry runというらしい)。

6日間でTorts、Criminal Law、Constitutional Law、Contracts、Property、EvidenceというMBE(Multistate Bar Exam)の6科目全てを駆け足で通り抜けるため、1年生(1L)の時にこれらの科目を受講していたJDならばともかく、LLMは受けてもちんぷんかんぷんという評判だったのでどうしようか迷ったが、どれくらい解らないのか体験するのも良いかと思い受講してみることに(無料だし)。

205 West Randolph Street(Randolph & Wells Sts.)にあるChicago Kaplan Center Downtownで受講。Morning ClassとEvening Classがあり、僕はEvening Classに振り分けられた。
Evening Classでは、16:00から教科書(初日に配られる。6-Day Foundation Course Workbookという題名で、各科目について、50問の練習問題とその解説+MIGというOUTLINEで構成されている)の練習問題50問を90分で解き、30分の休憩を挟んで18:00から21:30までで問題の解説をしていく(1時間毎に10分間の休憩あり)というスケジュール(Morning Classでは、9:00から練習問題、12:00から解説とのこと)。なぜか、4日目からはMorning Classと同じ9:00開始になっているのが気にかかるがまぁそれはよしとする。
講師は、Maryam AhranjaniというAmerican Universityの先生。調べてみたら、大学では憲法の先生らしい。

で、まず練習問題を90分で解くが、とりあえず90分間連続で4択の事例問題を解き続けるということに頭が拒否反応を示す。全く知識がない状態で受けているせいかとも思ったが、ある程度勉強して臨んだMPREを受けたときにも同じ症状が出たのでそうでもないと思われる。本番は午前3時間、午後3時間で計200問という拷問のような試験なので、無理矢理慣らすしかない。

30分間休憩して、その後は解説。まずは、そもそもMBEとはという解説から。
MBEとは、Torts、Criminal Law(Criminal Procedureを含む)、Constitutional Law、Contracts、Property、Evidenceの6科目の試験で、全部で200問を6時間解くというもの。4択・マークシート。
1科目について、33問から34問出題される。平均の正答数はConstitutional Lawが23問程度で最も高く、次いでTortsとContractが22問程度、Criminal Lawが18-19問程度でこれに続き、Evidence/Propertyが17問程度で正答数が最も悪いとのこと。
200問中120問の正解を目標にすればよいらしい。4択で6割なら楽勝かと思われたが、練習問題の採点結果は50問中16問という適当にマークした場合の期待値12.5とそんなに変わらないものとなったので予断を許さないというか、全然できないことが判明(当たり前だが)。
後は、ひたすら問題+トピックの解説。

例えばこういう問題。

事例:
LucyとLenny Luckenbackは結婚していて、Lonnie、LynnieとLucky(それぞれ6歳、8歳、10歳)という3人の子供がいます。Luckenback家は、裏庭にMookieというペットのゴリラを飼っています、Mookieは完全に飼い慣らされており、子供達とよく遊んでいます。Luckenback家は、最高度の注意を払ってMookieが敷地から出ないようにしていましたが、ゴリラはある日逃げだし、近くの校庭で遊んでいる子供達に近づいていきました。子供達の母親の1人であるBerthaは、ゴリラが娘を攻撃しようとしていると誤解し、娘を守ろうと娘に駆け寄りました。焦った、Berthaは石に躓いて転び、足を骨折しました。

問題:
もしBerthaが彼女の怪我に関してLuckenback家を訴える場合、原告はおそらく:
(A) 勝訴する、なぜならLuckenback家はゴリラが逃げ出したことから生じる損害について厳格責任を負っているから。
(B) 敗訴する、なぜならLuckenback家はゴリラが敷地から逃げ出さないように最高度の注意を払っていたから。
(C) 敗訴する、なぜならそのゴリラは飼い慣らされており、Berthaの子供に危害を与える危険はなかったから。
(D) 敗訴する、なぜならそのゴリラはBerthaに実際に怪我をさせたことについて責任を負わないから。

僕の答えは、(E) そんなん知るか。だったが、正解は(A)。

で、米国Tortsの下では、厳格責任(Strict Liability-ある行為の結果について、故意または過失がなくても責任を負うこと)を負うのは、
-非常に危険な(Ultrahazardous/Abnormally dangerous)活動への従事
-製造物責任、
-猛獣(Wild Animals)
の3つの場合という解説がつく。
Ultrahazardousの例としてまた別の問題が、製造物責任の問題も別に用意されていて、それぞれの問題を解いていく中で一通りの知識の確認ができるという構成。

ちなみに、解説欄には猛獣とそれ以外の動物(Domesticated Animals-家畜)の例も挙げられていて、
猛獣:
ライオン、トラ、クマ、ゾウ、オオカミ、サル、ガラガラヘビ、ワニ、ダチョウ、ツェツェバエ、“キラー”ビー、番犬
家畜:
ウシ、ヒツジ、ウマ、イヌ、ネコ、ラクダ、オウム、ハチ、ヤギ
とのこと。
キラービーってドラクエのキャラだと思っていたとか、ダチョウはだめでラクダがよいのは何故なのかとかそういうことを考えている暇もなく授業はあっというまに進んでいく。

そんなこんなで結構3時間半はあっという間に過ぎた(必死でパワポを写していたせいもあるが)。何を言っているのかさっぱり解らないということはなく、仮にも1学期ロースクールで授業を聞いていれば、何となくはわかるんじゃないかと思う。
LLMはロースクールでは受講できない基礎科目(他の大学ではどうかしらないが)を、駆け足とはいえ受講できるよい機会だし、冬休みぼけを防ぐためにも、時間があれば受けた方がよいというのが一日目を終えた段階での感想。
後、そもそも問題文に必ず解らない単語がいくつかあるというのも問題(例でいうと、stumble(躓く)とか、これは致命傷にはならないが、病名が解らないのが結構痛い気がする。)でもこれは今更英単語本をやるわけにはいかないので地道に辞書を引いていくしかない。

2007年12月26日水曜日

2007/12/25 (Tuesday)



静かなクリスマスです。車もほとんど走っていません。

2007年12月21日金曜日

2007/12/20 (Thurdsday)

試験終了。
とりあえずは、嫁と娘に感謝ですな。

2007年12月15日土曜日

2007/12/14 (Friday)

Business Law and Contractsを受験。
試験の内容がどうだった(難しかったとかそういう感想も含め)ということは、試験期間が終わるまで誰とも話してはいけないらしいのでとりあえずは割愛。
今日のは日頃の授業に比較的ついて行けてたと思うが、それでも全然時間が足りない。
他の人間以外は何でも参照可、という試験なのである程度ノートを作っていけば何とかなるかと思ったが、ノートのさらにまとめ(目次)をつくって関連箇所がパッとでるようにしとかないとまずい。
おまけに、残り一時間でWORDが急に上書モードに入り、それが戻らなくなってしまって若干パニックに陥ってしまった。久しぶりに変な汗をかいた。

ので、ちょっと作戦変更。
残りの試験は、Mergers & Acquistions/American Jurisprudence/Corporate Restructuring。
Mergers & Acquisitionsは24時間のTake Homeなので、時間が全然足りないということはないはず(ただ、何をやっていいのかわからなくて24時間凍り付く可能性は、過去の課題を見る限りあり得るのでそこが不安)。これは最終日前日の19日のお昼頃Downloadし、最終日の20日に提出。
American Jurisprudenceは3時間の試験だが、過去問が公開されていて、ほぼ過去問と同じ問題を出すと教授が宣言しているから、とりあえず過去問の回答を明日作成、日曜日に受験し、できればコピペしてそのまま提出できればラッキー。
Corporate Restructuringが3時間で、過去問等の情報は一切なし、かつ授業の内容がケーススタディでも一つつかみ所なしという、ある意味最凶の科目なので、ノート作りを念入りに。日曜の午後、月曜、火曜に準備して、水曜日に受験。

うむ。作戦は完璧。これを誰が実行するのかが問題。

2007年12月13日木曜日

2007/12/12 (Wednesday)

Corporationsのtake-home examination提出。

Question OneとThreeを選択。

Take-Home Examination

Business Law/Corporations (Mr. Presser)

November 28, 2007

This is an open-book exam. You may consult virtually anything except another human being when you are writing your exam, although you are free to discuss the take-home with others before you write it. Your work, however, must be your own, and not someone else’s. Your grade on the exam will be dependent on your demonstrating how well you have mastered the materials you have been taught in the course, and so your notes from class, your outlines of the course, and your casebook are your most useful references. Do not do outside research. Do not cut and paste previously-prepared materials. You should write no more than ten double-spaced pages for this exam, exclusive of a title page. Use 12-point type. You are not expected to spend an extraordinary amount of time on the exam, and, in particular, you should not need much more than the two hours that will be given to those who decide to take the sit-down final. Choose two questions to write on.

You may return your take-home to Professor Presser at any time before the beginning of the sit-down final two weeks from this evening (Wednesday, December 12). If you choose to return it before the sit-down, please place it in Professor Presser’s mailbox in the Dean’s Suite at the Law School, 375 Chicago Ave., 2nd floor. Hard copy is very much preferable, but if this is absolutely impossible for you because you must be out of town, please E-mail your completed exam to

xxxxxx@xxxx.xxxxxxxx.edu no later than 5:00 p.m., December 12. E-mail only as a last resort. Please use either Word or Wordperfect if you E-mail the exam. Please also reproduce the exam in the body of your E-mail, as well as in an attachment. In any event, make a duplicate copy of your exam, and keep it. There should be a title page for your take-home exam, which should contain your name. Do not place your name on any other page.

Question One

Would it be wise to replace our current system which allows large publically-held corporations to incorporate in one of the fifty states, with a system of federal incorporation?

Question Two

Is it true that managers and lawyers approach legal problems differently? What are the differences?

Question Three

Assume that you were assigned the task of creating a set of statutes to govern business organizations. Based on what you have learned, what would you change and why?

Question Four

Was it a miscarriage of justice that Martha Stewart went to jail? Is American law too harsh on entrepreneurs?

Question Five

What was the worst decision you read this quarter, and what was the best? Explain.


End of Exam

2007年12月8日土曜日

2007/12/7 (Friday)



すっかり冬。
明日から試験期間。
Posted by Picasa

2007年12月6日木曜日

2007/12/5 (Wednesday)



シカゴ名物Stuffed Pizza。
Posted by Picasa

2007年12月4日火曜日

2007/12/3 (Monday)

11月に受けたMPRE (Multistate Professional Responsiblity Examination)の結果が届く(といっても結果をダウンロードせよというemailが送付されてくるだけ)。
105点ということでNY州で弁護士になるために必要な85点を無事クリアー(試験自体は全国共通で、各州ごとに必要点数が定められている)。あんな勉強で通ってラッキーとしかいいようがない。

そもそも点数の付け方がよくわかっていなかったが、50点が最低点・150点が最高点・平均が100点となるように調整した点数に変換されるということで、105点は平均のちょい上ということになる(?)。
要求する点数が高いNY州でさえ、平均点以下の85点でよいということで、この試験はやはり落とすための試験ではないということか。

自己紹介